視覚障碍者の方について学びました。

ハーネス

今日は富士宮にある富士ハーネスから講師の方をお招きして、視覚障碍者の方のこと、盲導犬との接し方のことを教えてもらいました。

知らないことだらけでした。

 盲導犬とは身体障害者補助犬という大きなくくりのひとつなんです。他に、聴導犬、介助犬がいます。

①盲導犬(目の見えない人見えにくい人の歩くお手伝い。全国に928頭)

②介助犬(手足の不自由な人のお手伝い。全国に65頭)

③聴導犬(耳の聞こえない人、聞こえにくい人に音を知らせます。全国に68頭)

全国の視覚障害者数は30万人以上で多いのはお年寄りです。若くして見えない方は少ないそうです。

 

見え方にも違いがあって、全体がぼやける低視力、白内障などで白くぼやけて見える

透光体混濁、網膜色素変性症などで、特定部分しか見えない視野狭窄、などがあるそうです。

眼鏡やコンタクトで見え方をよくできない人たちが、たくさんおられるということです。

だから、視力が残っている人でも杖や盲導犬を使わないと町を歩けない方々がおられるのです。

 盲導犬の排泄も当然必要です、盲導犬の排泄は、使用者の声掛けで、使用者の管理のもと行われていて。また後処理も使用者が行います。ちなみにワンツーと声掛けするそうです。

我々は植え込みや、芝生、草地、多目的トイレなどをご案内できるようにしておく必要があります。

 そして、盲導犬には、お仕事モードと、わんこモードがあることを知りました。盲導犬には”よしよし”してはいけないと聞いたことがあったのですが、それはお仕事モードの時の事なんです。

ハーネスといって視覚障害者の方が手に持つ取っ手のようなものを体にセットしているうちは仕事モードで仕事に集中するんです。機械のようでした。

 でもハーネスを外した瞬間しっぽをパタパタさせて、『あそんでー』って近寄ってくるんです。もうね、これがね、メチャメチャかわいいんですよ(≧◇≦)

それで、ハーネスを戻すとその瞬間にピタッとしっぽが止まって、キリリとした顔になって、またお仕事に戻るんです。メリハリがすごいのなんのって!

 問われる資質がとても高いレベルにあり、そのため、ほとんどの子が、訓練中に脱落してしまうんですって!だから、数が少ないんですね。

普段、視覚障碍者の方に出会ったとき、困っていたとしたら、何とかしてあげたいと思いますよね?でも、どうしていいかわからないですよね?私もそうでした、しかし今回、講習を受けて知ったことは素直に『私に何かできますか?』と聞けばいいということです。困っていたら具体的にどうして欲しいのか言ってくれる方が多いそうです。

 今回おどろいたのは、視覚障碍者のスキルの高さです。我々が思っている以上に色々なことができます。結構自分でやっちゃいます。

でもどうしても不可能なこともあります。やはりそこは助け合いですよね!

 

 

 

 

誘導練習

狭いところの誘導の仕方

なるべく歯を削らず、また神経を取らない、痛みの少ない治療をご提供。

快適に噛める入れ歯をご提供するため、さまざまな治療方法と工夫を取り入れています。

家族全員で楽しく予防。お一人おひとりの患者さまにぴったりの予防プランをご提案します。

口元が目立ちにくい治療をご提案。また、お子さまの矯正にも力を入れています。