今日は防犯セミナーです。セコムの担当の方に来ていただいて、講義してもらいました。

“さすまた”、“護身術”から始まりました。

　まず最初に教わったのは、有事の際は『逃げる』ことです。とにもかくにも逃げること！決して戦わないように！と、きつく言われました。患者さんがいるので我々だけスタコラサッサと逃げるわけにはいきませんので。患者さんを安全域に誘導しつつ逃げることをまず考えなさいということです。

例えば、装備も万全でかつ訓練された警察官でさえ時に致命的なケガを負うこともあるのだそうです。だから素人は少し護身術をかじった程度で戦っちゃいけないんですね。

　それでも、どうしてもどうしても、自分や患者さんの身を守らなければいけない状態になった時には仕方なく応戦します。それでもなお、制圧することを考えるのではなく、逃げるための時間稼ぎを考えるべきとのことでした。　“さすまた”はそのための道具です。

でも、“さすまた”もその扱いはなかなか難しく、相手が男性だと女性一人では対応できません、気をそらす役、その隙をついて抑え込む役、などにわかれてチームで対応する必要があるのです。

そして、できるだけ早く110番をしなければいけません

うちはセコムが入っているので防犯ボタンを一度押すだけですぐに警察とセコムが駆けつけてくれるそうです。

きっと、いざっていうときには、慌てていて、電話もかけられないのではないかと思います。そうすると、oneプッシュの防犯ボタンは便利ですよねー

ちなみに、110番したときに話す余裕がなくてもいいそうです。110番がつながった時に、おおよその場所がすぐに特定されるようです。そしてそのまま繋ぎっぱなしで逃げることに専念してもいいそうです。

 

後半は、防犯です。歯科医院のスタッフは女性が多いので防犯意識はとても大切です。

ひったくり、痴漢、空き巣、様々なリスクにあう可能性があります。全部聞いた後の今だから言えるのですが、『君子危うきに近寄らず』が一番です。　

バッグは車道側に持たない、暗がりに女性の一人歩きは避ける、自宅のチャイムが鳴ってもすぐにドアを開けない、鍵は複数つけるetc etc当たり前のことかもしれませんが、割とその当たり前ができていないそうです。

 

最後に健康の話がありました。セコムってセキュリティのイメージじゃありません？ところがどっこい保険も各種取り揃えていらっしゃるんですね、知りませんでした。

そしてセキュリティーを申し込むと保険がかなり安くなるようで、どこよりも安い見積もりが出ました。

保険屋さんがするガンの話は重いですね、、。考えてみれば当たり前で、膨大なデータを元に保険の商品を考えているわけですから、その説得力はすごいですね！

だから、一度払ってもらうと次また同じ保険に入れない場合、その病気はかなりの率で再発するってことですよね！？　

　やっぱり、日々予防をしっかり考えることが一番大切なんですよ！

 

いい勉強になりました。