睡眠時無呼吸症候群

睡眠時無呼吸症候群とは、寝ている間に何度も呼吸が止まる症状のことを言います。

いびきを伴うので、その音の弊害のみを気にする方が多いですが(家族の方に、いびきの音が迷惑だと言われて渋々来院する方が多いです。)

実は、放置すると、とんでもないことになるのです。

心臓の病を患ったり、車の運転中に眠ったりして大事故を引き起こしたり、また、仕事に集中できずにミスを重ねたり、常にイライラして人間関係のトラブルを引き起こしたりと、社会問題にまで発展しているんです。

また、子供の場合は特に問題です。脳の発育にも深刻な問題が出る可能性が高いのです。

落ち着きがない、キレやすい、授業中よく寝る、おねしょ、これらの症状がある場合は一度ご相談ください。

 

たかがいびきとは考えていただきたくないんです。

あえてはっきり言いますが、命、人生にかかわる病気です。

 

いびき用マウスピース治療の流れ

医科での診断と紹介状が必要です。

CPAP(鼻マスク)

保険診療で、いびき治療用マウスピースを作成するには医科からの紹介紹介状が必要です。

お医者さんで受ける診察は全く怖いものではありません!ほぼ、寝ている間の状態を記録するセンサー機械を借りるだけです。そのセンサーを1~2日、ご家庭で使用してもらって、データどりをします。その後返しに行きます。

医科でデータの解析を行って無呼吸の程度を診断します。

一番効果が高いのはCPAPという、お医者さんから貸し出してもらう機械です。(鼻マスクを着けて強制的に空気を送り込むことで、気道を広げ、呼吸を維持します。)

しかし、CPAPは、ある一定以上の無呼吸の症状がないと、保険で貸し出しできません。

このような場合(CPAPを使うほどではない無呼吸の場合。)歯科のマウスピースが一つの選択肢となります。

 また、旅行の際などにCPAPを持っていきたくない方にもおすすめです。

 

注)保険外のマウスピースを採用する場合は、医科からの紹介状は必要ありませんが、マウスピー作成後、効果が出ているかどうかの診断を受けるために医科の受診が必要になります。)

 

 

マウスピースの説明、型どり

上下別れているタイプ

上下固定式

注意事項の説明や、どのようなタイプのマウスピースを作るのか、などを計画、提案します。

 

上下別れているタイプ、

上下固定のタイプ

などがあります。

マウスピース作成

作成後、微調整を行って、使用上の注意事項を聞いてもらって、持ち帰っていただきます。

この日から、使用開始です。

(型どりを行ってから大体1~2週間くらいで仕上がります。)

確認、調整

効果の確認がとても大切です。

作りっぱなしではなく、きちんと機能しているのかどうか、無呼吸の症状が安全といえるレベルまで改善しているのかどうか?

効果をお医者さんに確認していただきます。

十分回復していることが確認出来たら、定期健診にはいっていきます。

 

なるべく歯を削らず、また神経を取らない、痛みの少ない治療をご提供。

快適に噛める入れ歯をご提供するため、さまざまな治療方法と工夫を取り入れています。

家族全員で楽しく予防。お一人おひとりの患者さまにぴったりの予防プランをご提案します。

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