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歯周病と動脈硬化
動脈硬化、にはいくつか種類があるのですが、最もよく見られるのがアテローム状動脈硬化、です。
アテロームとは日本語で粥腫(じゅくしゅ)といいます。まさにおかゆ状の塊りなんです。
この塊が血管の壁の中に溜まって、大きくなって、血管のしなやかさが失われていくのです。
アテローム状動脈硬化を進める要因としては一般的に、高血圧、高コレステロール、高血糖、喫煙などがあげられます。
中でも悪玉コレステロールと呼ばれるLDLが長い間、動脈硬化の原因と言われてきました。動脈硬化の患部からたくさん見つかったからです。
しかし、近年もっと悪さをしている奴がいることが分かってきたんです。
血管の中の壁に定着する細菌やその細菌の出す毒素(エンドトキシン)です。
この細菌が歯周病菌なんです。
歯周病という病気は慢性の炎症なんです。ずーと治らない傷がそこにあるようなものだと考えてみてください。
この歯周病菌が血液に乗っかって体中に巡るのが歯原性菌血症です。
歯周病菌が血管に付着すると、炎症がおこります、その炎症による血管の損傷を治すために材料であるコレステロールを運んできてくれるのがLDLなのです。
でも、歯周病菌の毒素(エンドトキシン)はしぶといヤツで免疫細胞が長く戦い続けなければなりません、そうこうしているうちに、LDLが巻き込まれてしまって、酸化されてしまって、その結果免疫細胞から『敵』と認識されてしまうんです。ひとたび敵認定されてしまうと、本当の敵と同じように攻撃を受けるようになります。結果、戦った後の死骸がたまっていって、アテローム性の塊りが積み重なっていくのです。
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